ウルフアロン先生のユーモアにあふれる指導

東京オリンピック金メダリスト、ウルフアロン氏による講演会と柔道教室が開かれました。

主催:葛飾区
共催:葛飾区柔道会
日時:2025年10月26日(日)
14:00〜15:00 講演会
15:00〜16;00 柔道教室


第78回葛飾区民秋季柔道大会終了後、ウルフアロン先生による講演会ならびに柔道教室が行われました。

参加人数は以下のとおりです。
一般参加者 92名
選手 155名
柔道関係者(役員・保護者等) 130名
合計 377名

講演会では、

「自分は春日柔道クラブに所属していたが、葛飾区に住んでいたので、小学生のとき2度出場したが強い選手がいて勝てなかった」

「実は、柔道はそれほど好きではなかったが、負けるたびに悔しくてのめり込んでいった」

といったお話のあと、

「どんなきっかけでも、柔道でなくても、自分が打ち込めるものを探して熱中してほしい」

「いろいろな人から基礎を教わったら、ただ真似したりするのではなく、それを自分のものにしていくことを忘れないでほしい」

という教えがありました。

質問コーナーでは、小学生や一般の方から柔道に関係のない質問も多々飛び出し、芸人さん顔負けのユーモアを交えながら、真摯にご対応いただきました。

柔道教室では、オリンピックの決勝戦で一本勝ちをした得意技の大内刈りを3段階に分けた事細かな指導がありました。

子どもたちに大人気で、歩いていると人だかりが絶えず、ウルフ先生の人柄が存分に伝わってくる空気に会場中が包まれていました。

柔道教室のあとは、、中学生から青年の部までの優勝者との10人掛けを行いました。金メダリストの実力を遺憾なく発揮する中に、あいての実力に合わせた思いやりのある試合を展開していただきました。


 

区民大会がウルフアロン杯に!!

同日に行われた第78回葛飾区民秋季柔道大会からウルフアロン杯という冠がつくことになりました。

また、大会で活躍した選手にはウルフアロン杯が送られます。

本大会では稲葉凱星選手(小6・東京拘置所)が受賞しました。